なぐものCHOTお話しブログ

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カテゴリ: 日記・雑記

ご存じの方も多いと思いますが、マイクロソフトの検索サイト「Bing」に画像生成AIが搭載されています。マイクロソフトアカウントを持っていたら無料で誰でも使えるとのことなので、ちょっと試してみました。

さてどんな画像を作ろうか?
普通は、よりお好みに近い画像を作るには具体的に指示してくださいね!ということなのですが、逆を行ってめちゃくちゃ抽象的な指示を出したらどうなるんだろう。

ってことで、指定するワードは「人間」。これだけ。

人間
いや怖いでしょこれ!
これが標準的な人間のイメージ? ひょっとしてAIは人間不信なのか?
4つほど画像が生成されましたが似たような怖い白黒画像になりました。
次はさらに単純化して「人」で作ってみましたが、似たような白黒の不気味な画像になりました。

せっかくだからもっと楽しい画像を作ろうよ。
ということで具体的だけど難易度の高いワードを入れてみました。

まずは、「東京スカイツリーのてっぺんで逆立ちしてラーメンを食べる犬を実写風に」
複数の結果が出ますが、一番それっぽいのを載せます。

001東京スカイツリーのてっぺんで逆立ちしてラーメンを食べる犬を実写風に
まず! それは東京タワーだ!
すべての画像でスカイツリーではなく東京タワーになりました。
逆立ちというか頭に刺さってるぞ。犬が箸を握るという難易度の高い光景が意外とリアル。

次にリクエストしたのが、「ジャンボジェットに胡椒をかけながら美味しそうに食べるシマリスをフォトリアリスティックに」

ところが…「利用規約違反の内容」ということで却下。ええーっ?
飛行機を食べるというシチュエーションに、テロでも連想したのかよAIさん?
シマリスに飛行機を食わせるテロリストがいるのかよ??
それは想像力ありすぎだろ。
てかこれけっこう意味不な拒否をされたりする

じゃあ内容変更。
「富士山を美味しそうに食べるシマリスをフォトリアリスティックに」
結果。

002富士山を美味しそうに食べるシマリスをフォトリアリスティックに
ツッコミどころが多い…。
シマリスがリアルじゃないオモチャみたいじゃん。
富士山というよりアイスクリームですよそれ。
富士山の下にある謎の物体はなんなの。妙に存在感があって気になるんですけど。
そして各所の破綻を看板の文字でフォローしたいAIの気持ち。きっと「EAT MT.FUJI(富士山を食べる)」と書きたかったんだろう。その下の小さな文字は「美味しそうに」に反応して「DELICIOUSLY」とでも言いたかったのか。

じゃあ、もうひとつ課題を。
「太陽の炎でサンマを焼くワニをフォトリアリスティックに」
結果これ。

003太陽の炎でサンマを焼くワニをフォトリアリスティックに
ムダに迫力ありすぎなんですけど!
サンマだけじゃなくて自分も燃えとるやん。なんか最初の「人間」とは別の意味で怖い。

でもやっぱ一番怖いのは「人間」かな。なんか人間の暗部が表現されてるような。AIにとって人間とはこのように不気味な存在なのだろう…。

正直すごく面白いです。どんな画像が飛び出してくるのやら。現実にありそうな状況を指示すれば現実にありそうな画像を返してくるんだろうけど、ありえない状況を描かせたらほんと笑います。

最後に「bing image creatorを使って画像生成を楽しんでいるユーザー」というワードを入れてみたところ
004bing image creatorを使って画像生成を楽しんでいるユーザー
いかにも楽しそうなイラストで自らを存分に宣伝してくれました。

絵の描けない私でも絵を作って楽しめる時代になったのか…。

結局、ただ単に「新品のSSDにWindows10 DSP版をインストールする」というだけでやたら手間をかけてしまいました。決して手順が難しいわけでも複雑でもなく、つまらんことで時間を浪費したような気がしてなりません。

やっとWin10の環境ができたので、次はこれまで使ってきたWin7とのデュアルブート化です。PCにプリインストールされていたWin7と今回新しく購入したWin10 DSPですから、ちゃんと2つのライセンスがあるはずです。

単純にWin7のSSDをUSBに接続して起動先をUSBに指定するだけではダメだと前回わかりました。

なら、内蔵されていた3.5インチHDDを取り外してSATAで接続すればできるはず。というわけで、ヨドバシ・ドット・コムで変換アダプタを購入。500円。

考えてみれば3.5インチの大きさでSATA規格のHDDを取り外してみるなんて初めてです。昔、IDEの時代ならありますが、3.5インチと2.5インチでは差し込み口の大きさや形状が違って互換性がなかったんですよね。今回3.5インチHDDを取り外してみて、2.5インチと同じ大きさで驚きました。

で、Win7の入ったSSDを変換アダプタにネジ止めして、3.5インチベイに…。
入らない。

いやこれ、PC側の差し込み口の位置からして、SSDを変換アダプタの隅っこに固定しなければ無理です。ですがこのアダプタは真ん中にしか固定できないので、差し込みの位置が合わないんですよね。
えー…。
03端子の場所が
※↑↑下が内蔵されていた3.5インチHDD、上がアダプタに固定した2.5インチSSD。これでは接続端子の位置がズレる。写真ではアダプタの上端にSSDを固定できればいいのだが真ん中にしかできない。

もうアダプタ無しで固定されていないけど挿すか。
04アダプタ無し
※↑↑アダプタ無しでSSDを直接挿したところ。しっかり挿さっているし、SSDは軽いのでまあ大丈夫かもしれないが、端子に全重量がかかっている。

これだとSSDの全重量を端子だけで支える状態だから、端子に負荷がかかりすぎます。差し込みはとてもしっかりしているのですぐにぶっ壊れることはなさそうだし、壊れても別のSSDを買えば内容はAcronis True Imageで復活できるからまあいいや。
それにWin10のサポートが2025年に切れるので、そうなったらどっちにしてもこのPCはネットに繋げなくなります。CPUのCore i7が第4世代なのでWin11にはもともと非対応ですし(やれば動きそうな気もするけど)。

せめて3.5インチHDDの取り付け金具をつけて、ちょっとセロハンテープを貼っておけば重量が分散できるか…?
05せめてもの
※↑↑3.5インチ用の固定具にセロハンテープで貼った。負荷軽減の効果は期待薄。気休めだけどもういいことにしよう(投げやり)。

最後はえらく雑なことになりました。前に似たような状況に直面した人をネットで見たけど、その人はセロハンテープじゃなくて糸で金具に括り付けていましたね。そっちのほうが安全だろうけどもうこれでいいことにしよう。

そしてこれで起動してみると…Win10とWin7が起動時に選択可能に!
Win7の「回復済み」は、最初にUSBでつないだ時にいろいろやっちゃった名残です。
06選択画面
※↑↑それでもデュアルブート可能に。これをやりたかった。

ちゃんと両方から起動できました。ちなみにWin10で起動した時のWin7SSDは「ドライブG」、Win7で起動した時のWin10SSDは「ドライブF」になりました。どうしてかは知らんけど別にドライブレターなんてどうでもいいので気にしない。

結局、3.5インチベイに取り付けたSSDが物理的にやや心配ですが、デュアルブート環境を作ることができました。これも2つのドライブを内蔵できたおかげです。もしも1つだけならパーティションを区切ってWin10とWin7を共存させることになりましたが、それはまた一段階苦労するかもしれないし。

今後はこのPCもネットにつなげますが、Win7で起動する時にはつながないように気をつけねば。

そして最後に…このWin10のセキュリティですが、まあWindows Defenderでもいいんですがやっぱり何かアプリが欲しい。先日買ったPCのマカフィー3年版は台数無制限にインストールできるのでそれを…とも考えたのですが。

よく考えてみると、昔、2017年にWin10のお試し機種を購入した時に、ソースネクストのスーパーセキュリティを買っていました。それがなんと5台にインストールできるやつでした。まだ1台分しか使ってない。
これは使わなきゃ…というわけで、スーパーセキュリティを使いました。

ネット上の評価によると、スーパーセキュリティ(ビットディフェンダー)のほうがマカフィーよりも強固という判定が多いようで…。
つまりメインマシンのほうがマカフィーだからむしろ弱い?
いやそれより、スーパーセキュリティのライセンスがそんなに余ってるのなら、Win11のマシンを選んだときの「マカフィーが付いてるから割安」という判断基準は元々間違ってたような気が…。

ま、まあ富士通のWin11マシンには満足してるし…これでよかったんだ。そう考えよう。

2015年2月に購入した先代メインマシン、エプソンダイレクトのEndeavor PT110E。これまで私の買ったPCの中で唯一の「ボード型」、「一体型デスクトップ」という形で、約5年間メインマシンとして使い、Windows7のサポートが終了してからはネットから分離してちまちま使い続けていました。

PT110E
※↑↑Endeavor PT110E。懐かしいPS/2接続のキーボードとマウスが付属。ピボット機能付きのスタンドを同時購入して画面を縦長に使えるようにしたものの、ほとんど通常形態で使った。

性能は以下の通り。

【EPSON Endeavor PT110E】
CPU:intel Core i7 4712MQ(4コア8スレッド 標準2.3GHz、最大3.3GHz)
メインメモリ:8GB(4GB×2)
ストレージ:256GB SSD(SATA) + 500GB HDD→のちにSSDを500GB、さらに960GBに交換
画面:21.5インチ 1920×1080ドット
光学ドライブ:BD-RE(BDXL対応)兼DVDスーパーマルチ
その他:USB3.0×2、USB2.0×5、SDカードスロット、HDMI出力、HDMI入力、RGB出力、LAN、PS/2(キーボード用)、PS/2(マウス用)、シリアル
OS:Windows7 Pro 64bit版(Windows8.1 Proダウングレード版)
価格:ポイント分を差し引き実質約22万8000円
購入元:EPSON DIRECT


Windows7は8.1ダウングレード版なので、Win8.1のインストールディスクが付属していましたが、Win8を毛嫌いしているので使いませんでした。またWin7のサポート終了前には一時期Win10への無料アップグレードが可能でしたがWin7が好きなのでそれもしませんでした。とにかくWin7が終わるまで7で使いました。
その後はネットから切断した環境限定で使ってきましたが、性能的にまだまだ使える高価なマシンがだんだん惜しくなってきました。以前はほぼ毎年なにかPCを買っていましたが最近では頻度も減り、使えるマシンは使いたいと思うようになりました。

しかし、Windows7をネットに接続するのはもう危険。8.1にはできるけどしたくない。今さら10に無料アップグレードはできない…というわけで、狙ったのがWindows10のDSP版です。かつてWin7のDSP版は単体で買えましたが、Win10のDSP版はパーツとのセット販売限定なので、インストールするSSDとセットのを狙いました。
ちょうどNTT-X StoreでCrucialの500GBのSSDとWin10 ProのDSP版がセット販売していて2万円ほどで入手できました。Win10はHomeでも別に構いませんでしたが、価格差が小さいのでProにしました。

ただDSP版はクリーンインストールしかできません。これまでWin7環境で使っていたアプリを使えなくなるのは避けたい。そこで目指したのが、Windows10と7のデュアルブート環境でした。

これが簡単に考えていたのに(主につまらない理由で)手こずりました。
01旧SSD
02新SSD
※↑↑Win7の旧SSD(写真上 960GB)と、今回Win10 DSPとセット購入した新SSD(写真下 500GB)。今後は500GBでも余るくらいなので容量は十分。

まず、Win7のSSDを取り外して新しいSSDを取り付け、Win10のインストールディスクを起動…と思ったら起動しません。F11キーで光学ドライブからの起動を選んだり、BIOSの設定を確認しても、どうしても起動しません。これまで別のDVDからWindows PEを起動した時は何も問題なかったことから、まさか不良品?それともドライブの故障?などと疑いつつ悪戦苦闘すること1時間。

ついに原因が判明しました。
原因は…、DVDがドライブにまっすぐ入ってなくて歪んでた。
なんとアホなミスで時間を浪費したことか!

というわけでDVDをカチッとしっかり入れたら難なく起動。そしてインストール…と思ったら、「フォーマットされていないのでインストールできません」。まあ別にこれはフォーマットすれば済む話。
と、ツールを使ってSSDをフォーマットしてから再挑戦。
ところが、なぜか「インストールできません」。

え、やはり何か相性でもあるのか?無理なのか?

原因が判明しました。フォーマットするときに、何も考えずにMBR形式を選んでいました。
そのへん何も知らなかったのに、MBRが「マスター・ブート・レコード」の略だということだけは知っていたので、なんとなく語感で起動ドライブはその形式じゃないとイカンのかと思っていました。でも逆にこれはGPTじゃないとインストールできないらしい。
それならGPT形式でフォーマットをやり直し…そしてインストール!
…できない。

え?どうして?やはり無理なのか?

ここでまた1時間くらい消費しました。もうホントに諦めかけていましたが…。

原因判明。
前にMBRでフォーマットしてインストールしようとした時にSSDの先頭領域に作られた隠しパーティションがMBRのままで残っていたので、うしろのメインのパーティションだけをGPTにフォーマットし直しても拒否されてた…みたいです。

というわけで領域をいったん全部たたき潰して(完全にイラついてる)、全領域を改めてGPTでフォーマットしてインストール。
成功しました。
たかが新品SSDにWindowsをインストールするだけでどれだけ手間取ってるんだ…。

インストールが終われば起動し、セットアップをして、ネットに接続。数年ぶりにこのPCがネットにつながりました。そしてWindows Updateで必要な更新をして、とりあえずWin10化に成功!

ここからが後半戦。取り外したWin7のSSDが手元に残ります。ちゃんとライセンスが2つあるはずなのでここからデュアルブート環境を目指します。1台で2つのOSを選べる環境なんて初めてです。

まずは、ダメかもな~とあまり期待せずに、Win7のSSDを手持ちのケースに入れてそのままUSB3.0に接続。起動ドライブをUSBに指定して、ちゃんと動くならそれが一番簡単。

でもダメでした。起動の途中で強制終了して内蔵SSDのWin10が起動してしまいます。
そうだよな…これですんなりいくなら、USBドライブから起動するためのアプリなんて売る意味がないもんなぁ。
でもそのアプリを使ったとしても、すでにインストールされてる環境をそのまま使えるのか?
まあこれは想定の範囲内なので次の方法を。

ここはあまり強引なことはせずに、Dドライブになっている3.5インチHDDを取り外して代わりにWin7のSSDを取り付けよう。
そのためには2.5インチSSDを3.5インチベイに取り付けるためのアダプタが必要になる。
というわけでその先は後日となりました。

先日、初めてWindows11のPCを購入しました。
Windows10の時もそうでしたが、メインマシンを買う前にちょっと触ってみようというわけです。とは言ってもメインマシンを近々買い換える予定はありません。

以前は、メインマシンは3年に1度を目安に買い換えていました。しかし近年では昔ほどPCの陳腐化が早くないので、サイクルを5年にして、そのかわりさらに上位機種を狙うようにしています。現在のメインマシンは2019年秋の購入ですから今がちょうど3年くらい。あと2年ほどは買い換えの予定はありません。

Windows10の時も、2017年に試験的に格安機を購入しました(今はHDDを余っていたSSDに交換して親に譲った、といっても親はほぼ使ってません)。今回も狙いは同様に格安機でした。Win11体験のサブマシンです。

【富士通LIFEBOOK WAB/F】
CPU:AMD 3020e(1.2~2.6GHz)
メインメモリ:4GB
ストレージ:256GB SSD(PCIe)
画面:15.6インチ 1366×768
光学ドライブ:DVDスーパーマルチ
その他:USB3.2(Gen2)Type-C×1、USB3.2(Gen1)Type-A×2、USB2.0×1、SDカードスロット、HDMI出力、LAN端子
OS:Windows11 Home 64bit
価格:4万9800円
購入元:富士通WEB MART

まあこんな感じです。
LIFEBOOK_WABF
※↑↑富士通LIFEBOOK WAB/F。最近の富士通ノートに共通の基本デザイン。最近のPCはおおむね廉価製品でも作りはしっかりしているが、これも上位機種に負けていない(見た目は)。


実はこれとどちらにしようか迷ったのが、HP(Cons)のHP 15s-fq3034TUでした。そちらの性能は、
CPU:Celeron N4500
メインメモリ:4GB
ストレージ:128GB SSD(PCIe)
画面:15.6インチ 1920×1080
光学ドライブ:なし
その他:USB3.2(Gen1)Type-C×1、USB3.2(Gen1)Type-A×2、SDカードスロット、HDMI出力
OS:Windows11 (Sモード)
価格(当時):3万4800円
購入元(候補):NTT-X Store

これでした。
格安狙いということではHP(ヒューレット・パッカード)のほうがかなり安いです。
性能面では、CPUはintelとAMDのそれぞれ廉価モデル向けですが、調べてみるとAMDのほうにやや分があるようです。さらにストレージのSSD容量は富士通のほうが2倍あり、DVDマルチもついています。ただ、データは外部に保存すればいいし、そんなに大したアプリを入れるつもりもないし、光学ドライブは無くても支障ありません。
画面の大きさはどちらも標準的な15.6インチですが解像度が異なります。HPがフルハイビジョンなのに対し、富士通の1366×768は正直狭い。この解像度の特に縦768の狭さは過去に経験済みで、使いづらさを感じます。
OSは、HomeとSモードの違いがあります。SモードはMicrosoft Storeのアプリしか使えない制限付きOSで、イメージとしてはスマホのiPhoneのように、不便なかわりにセキュリティ面では有利という感じでしょうか。またSモードは解除可能で、解除したら普通のWindows11 Homeとして使えますが、いったん解除したらSモードには戻せません。

格安狙いなのでHPにかなり気持ちが動きました。しかし富士通を選んだ決定的な理由は、マカフィーリブセーブ3年版が付いていることでした。

今のメインマシンも富士通WEB MARTから購入したマシンで、セキュリティソフトはプリインストールのマカフィー3年版を使っています。そしてそれを購入したのが3年前。つまり有効期限が迫っています。
これを新たに購入したマシンの3年間のライセンスに乗りかえれば、メインマシンのマカフィーを実質無料で3年延長できます。その3年分の費用を差し引きすると、HPとの価格差が数千円程度になりました。

そうすると、富士通のCPUの性能がいくらか上であることや、ストレージに余裕のあることが差になってきます。画面は不利ですがどうせ15.6インチのフルハイビジョンは文字が小さくなって私にはきつい。また重量差もあります(HP1.6kg、富士通2.0kg)が今は昔と違ってほとんど持ち歩きません。
加えて拡張性の差が気になります。用途からしてさほど気にしないとはいえ、USBの差は気になりました。富士通は合計4つで、マウス接続用のUSB2.0があります。HPは合計3つで、マウスを使うと残り2つです。さらにType-Cに関しては富士通はGen2、HPはGen1。HPはもともと数が少ないのでハブで増やす可能性を考えると、Gen1はちょっとマイナス点です。
それらの差を全部埋めてくれるはずの価格差がマカフィーで小さくなるのは判断に影響しました。

そんなわけで富士通LIFEBOOKのほうを選びました。

使い心地ですが、やっぱり画面が狭いです。それは承知のうえなので仕方ありません。画質や色味についてはぜいたくを言うクラスの製品じゃないので問題ありません。スピーカーの音質も評価する必要がありません。キーボードの打ち心地は、メインマシンも同じですがタッチが軽すぎてもう少し手応えがほしい。好みの問題でしょうけど。

デザインは富士通のノート共通ですからメインマシンと色違いという感じでほとんど変わりません。安っぽさもなく値段以上の高級感があります。ただ天板は必要以上にツルツルの光沢で、第一印象は美しくて良いのですが、触ると指紋が付きまくるのでこのツルツルは余計です。
LIFEBOOK_WN1D2キーボード
※↑↑こちらがメインマシンのキーボード部分。実際は一枚アルミ製のこちらのほうが手間をかけているが、色以外のパッと見では大差ない。こちらは画面が17.3インチなので横幅が広いことや、intel Core i7のシール、ONKYO製のスピーカーのロゴなど細かい違いがある。値段は4倍以上したのに廉価マシンとさほど外見が違わないのはちょっとくやしい。

そして購入前から予想された動作の問題。CPUの弱さよりもメモリ4GBのほうが問題になると思っていました。ストレージの読み書きはPCIeのSSDなので不満はありませんが、処理速度はやはりというかなんというか。
そもそも負担の大きな作業をすること自体が間違っているのでそんなのはやりません。Windowsの基本動作やネットの閲覧といった最低限の動作についてですが、「作業が1つだけなら十分スムーズ、2つになるといきなり重くなる」という状態です。一応CPUは2コア2スレッドですがアプリを2つ同時に使っちゃイカンやつです。やっぱりメモリのせいでしょう。
買い足して8GBにしたら多分かなり改善されるでしょうが、安さ優先だから費用をかけて性能アップしたくないな。

最後にWindows11についてですが、まだあんまり使ってないのでよくわかりません。スタートボタンの位置は、タスクバーの設定で左に寄せました。慣れた場所のほうが落ち着きます。
また、Windows11は基本的にMicrosoftアカウントに紐付けしないといけないようですが、ネットで調べた裏技(?)を使ってローカルアカウントにしました。セットアップ中「ネットワークに接続しましょう」画面でShift+F10でコマンドプロンプトを起動し、「taskmgr」というコマンドでタスクマネージャを開いて「詳細」を選択、「プロセス」タブから「ネットワーク接続フロー」を終了。これでローカルアカウントを作成できました。
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/serial/yajiuma/1401644.html

スタートボタンを左にしたらWindows10に近い見た目になりました。スタートメニューや右クリックメニューは違いますが、なんとなく「Windows10.1」と言ってもいいような感じで、Win10からあまり違和感はありません。どっちかというとWin10が好きですが、Win7の時ほど執着せずに、スムーズに移行できそうです。

私もトシですから若かりし日を懐かしく思い出します。
私はもともと体力無い無い人間ですが、今思うとそれでも若かりし時はそれなりにあったなーと、二度と戻らぬ日々を回想しては枕を鼻水で濡らす昨今←せめて涙で濡らせ

いやさすがに泣きはしませんが懐かしいです。

校風や学部にもよりますが、私の大学時代あたりは受験戦争真っ盛りの代わりに、入学してしまえばパラダイスのところがありました。よく、「受験を苦に自殺」というニュースが出てたのは私よりも少々先輩の世代ですが、まだまだ受験戦争は熾烈でした。

大学受験は社会問題になっていて、「日本の大学は入試ばかり競争が激しくて、受かってしまえば後は遊んでばかり。アメリカの大学は門戸が広いが入学してからしっかり勉強しないと卒業できない。日本もアメリカを見習うべきだ」という論調が盛んでした。
そう言うと「アメリカの大学は入学しやすい」印象になってしまいますが、もちろんそれもピンキリで、ハーバード大学やらMITに誰でも入れるワケはなく。
まあ日本の大学も入学してから厳しくしろって言われてました。

私自身はちゃんと勉強しました。好きだったから。でも、先生によっては休講の連発で、授業の3分の1くらいは休講してんじゃね?って先生もいました。そういうのは主に一般教育科目ですが、科目によっては単位取得もザルで、「この科目はテストさえ受ければ優を取れる」と有名な授業もありました。

いろんな伝説もありました。卒業論文は締め切り厳守ですが、締め切り日に表紙だけ提出すれば、中身は後日でも受け付けてくれるとか。真偽のほどは知りません。さすがにそんな怖いことを実行した人は私の周囲にはいませんでした。

要は、入ってしまえば後はラクだと。私の学部は比較的厳しいという評判でしたが、それでも一部の厳しい先生を除いて甘いことが多かったです。

さっきも言ったように私は好きで真面目にやってましたが、それが学生生活の送り方のすべてではないと思っていました。私だって趣味に没頭していましたし。
趣味に打ち込むのも良し、バイトに精を出すのも良しだと思います。社会人になったら嫌でも仕事漬けですから、学生時代じゃないと出来ないことがたくさんあります。若いエネルギーを活用して、冒険的なことをやってみるのもいいでしょう。警察の世話にならないこと、生命の危険をおかさないことは大切ですが。

でも、授業なんかろくに出ない奴でも卒業できた頃と違って、今は、なんか学生にも「いい子」が要求されてるようでつまらない気がします。バカやれるのも大学時代が最後なのにな。

私は、大学時代が人生で一番充実していました。
校舎はボロボロで落書きや張り紙だらけ、キャンパス内は立て看板で溢れています。地下に入ると、潜水艦の中みたいに狭い通路や縦横に張り巡らされた水道管(らしきもの)がありました。入っただけでワクワクするような空間でした。戦時中の空襲を生き抜いた校舎群です。
私の専攻があった校舎などは、廊下を横断するような巨大なひび割れがあったり。これ、いつか倒壊すんじゃね?と思って床を蹴ってみても、一応ビクともしませんでした(当たり前)。

もちろん耐震構造になんぞなっているワケがなく、大地震がきたら瞬時に丸潰れだし、半地下の部室群などは火事にでもなったら大惨事です。そんなわけで、私の卒業後に次々と建て替えられました。建て替えられたあとの校舎はなんともキレイで昔の面影もありません。美しいけど面白くもありません。

まあ、地震や火災や築年齢を考えると建て替えは仕方がないし、建て替えるならわざとキタナイ校舎を作るわけがありません。必然ではありますが、ほとんどの校舎がピカピカになったのは残念でした。

私は、大学院にも行きましたが、大学院は別のところに行きました。元の大学の大学院に落ちたんだから仕方がない。

その大学院のほうは、打って変わって、典型的なお上品学校でした。奇人変人もいないし、びっくり箱のようなワクワクもない、正直、私にとって魅力を感じる校風ではありませんでした。ギャップは大きいです。キャンパス内で裸踊りをしている野郎やマイクを持って意味不明の演説をぶちかましてる奴が出没する学校から、綺麗な身なりをして静かに歩いている人ばかりの落書きひとつない学校に行ったわけですから。
だから、大学院時代も、すでに卒業した大学のほうに入り浸ってました。

私の好きだった大学から駅に通じる通りは、建物こそかなり変わりましたが、面影はあります。駅前の広場でコロナ禍にもかかわらずバカやってる連中がテレビに映ったりしましたが、はっきり言って迷惑と思いつつ、あの非常識な若者がその大学の学生だったなら、バカさ加減は意外と変わっていないのかも…とか思います。

でも、本物のバカは困ります。実はしっかりしている人が、ちゃんとわかっていて、限度をわきまえつつ、わざとバカバカしいことに本気で取り組む。バカの道を極めることで新しい世界に到達する。それが、我らの魂ってもんだろう。くだらないことに命をかけるのもいい。しかし、それは自分で勝手にやることであって、他人を巻き込むはた迷惑な行動はやめてもらいたいです。

先輩としてそれは言いたいな。無価値なことを極めて新しい価値を生み出すことが我が校の進むべきバカ道であって、それと愚かなこととは全く異質なものだと。

大学生って、何かをやる時代だと思うんですよ。くだらなくてもいいから、何かに熱中して、何かを見つけようとする。それが中途半端で終わってしまってもいい。何も見つからなければ、それもひとつの結果だからいい。堅苦しく考えずに、とにかく燃える。萌えるでもいいので。

涼宮ハルヒやSOS団みたいなことを、県立高校でやろうとしてもそれは無理です。ああいうことは、大学でこそやるべきだと私は思います。今にして思えば、我が校には、宇宙人や未来人や超能力者や異世界人が混じっていても別に不思議じゃなかったなあ。少なくとも、脳内が異世界の人は珍しくありませんでしたぜ。

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