2015年2月に購入した先代メインマシン、エプソンダイレクトのEndeavor PT110E。これまで私の買ったPCの中で唯一の「ボード型」、「一体型デスクトップ」という形で、約5年間メインマシンとして使い、Windows7のサポートが終了してからはネットから分離してちまちま使い続けていました。
※↑↑Endeavor PT110E。懐かしいPS/2接続のキーボードとマウスが付属。ピボット機能付きのスタンドを同時購入して画面を縦長に使えるようにしたものの、ほとんど通常形態で使った。
性能は以下の通り。
【EPSON Endeavor PT110E】
Windows7は8.1ダウングレード版なので、Win8.1のインストールディスクが付属していましたが、Win8を毛嫌いしているので使いませんでした。またWin7のサポート終了前には一時期Win10への無料アップグレードが可能でしたがWin7が好きなのでそれもしませんでした。とにかくWin7が終わるまで7で使いました。
その後はネットから切断した環境限定で使ってきましたが、性能的にまだまだ使える高価なマシンがだんだん惜しくなってきました。以前はほぼ毎年なにかPCを買っていましたが最近では頻度も減り、使えるマシンは使いたいと思うようになりました。
しかし、Windows7をネットに接続するのはもう危険。8.1にはできるけどしたくない。今さら10に無料アップグレードはできない…というわけで、狙ったのがWindows10のDSP版です。かつてWin7のDSP版は単体で買えましたが、Win10のDSP版はパーツとのセット販売限定なので、インストールするSSDとセットのを狙いました。
ちょうどNTT-X StoreでCrucialの500GBのSSDとWin10 ProのDSP版がセット販売していて2万円ほどで入手できました。Win10はHomeでも別に構いませんでしたが、価格差が小さいのでProにしました。
ただDSP版はクリーンインストールしかできません。これまでWin7環境で使っていたアプリを使えなくなるのは避けたい。そこで目指したのが、Windows10と7のデュアルブート環境でした。
これが簡単に考えていたのに(主につまらない理由で)手こずりました。
※↑↑Win7の旧SSD(写真上 960GB)と、今回Win10 DSPとセット購入した新SSD(写真下 500GB)。今後は500GBでも余るくらいなので容量は十分。
まず、Win7のSSDを取り外して新しいSSDを取り付け、Win10のインストールディスクを起動…と思ったら起動しません。F11キーで光学ドライブからの起動を選んだり、BIOSの設定を確認しても、どうしても起動しません。これまで別のDVDからWindows PEを起動した時は何も問題なかったことから、まさか不良品?それともドライブの故障?などと疑いつつ悪戦苦闘すること1時間。
ついに原因が判明しました。
原因は…、DVDがドライブにまっすぐ入ってなくて歪んでた。
なんとアホなミスで時間を浪費したことか!
というわけでDVDをカチッとしっかり入れたら難なく起動。そしてインストール…と思ったら、「フォーマットされていないのでインストールできません」。まあ別にこれはフォーマットすれば済む話。
と、ツールを使ってSSDをフォーマットしてから再挑戦。
ところが、なぜか「インストールできません」。
え、やはり何か相性でもあるのか?無理なのか?
原因が判明しました。フォーマットするときに、何も考えずにMBR形式を選んでいました。
そのへん何も知らなかったのに、MBRが「マスター・ブート・レコード」の略だということだけは知っていたので、なんとなく語感で起動ドライブはその形式じゃないとイカンのかと思っていました。でも逆にこれはGPTじゃないとインストールできないらしい。
それならGPT形式でフォーマットをやり直し…そしてインストール!
…できない。
え?どうして?やはり無理なのか?
ここでまた1時間くらい消費しました。もうホントに諦めかけていましたが…。
原因判明。
前にMBRでフォーマットしてインストールしようとした時にSSDの先頭領域に作られた隠しパーティションがMBRのままで残っていたので、うしろのメインのパーティションだけをGPTにフォーマットし直しても拒否されてた…みたいです。
というわけで領域をいったん全部たたき潰して(完全にイラついてる)、全領域を改めてGPTでフォーマットしてインストール。
成功しました。
たかが新品SSDにWindowsをインストールするだけでどれだけ手間取ってるんだ…。
インストールが終われば起動し、セットアップをして、ネットに接続。数年ぶりにこのPCがネットにつながりました。そしてWindows Updateで必要な更新をして、とりあえずWin10化に成功!
ここからが後半戦。取り外したWin7のSSDが手元に残ります。ちゃんとライセンスが2つあるはずなのでここからデュアルブート環境を目指します。1台で2つのOSを選べる環境なんて初めてです。
まずは、ダメかもな~とあまり期待せずに、Win7のSSDを手持ちのケースに入れてそのままUSB3.0に接続。起動ドライブをUSBに指定して、ちゃんと動くならそれが一番簡単。
でもダメでした。起動の途中で強制終了して内蔵SSDのWin10が起動してしまいます。
そうだよな…これですんなりいくなら、USBドライブから起動するためのアプリなんて売る意味がないもんなぁ。
でもそのアプリを使ったとしても、すでにインストールされてる環境をそのまま使えるのか?
まあこれは想定の範囲内なので次の方法を。
ここはあまり強引なことはせずに、Dドライブになっている3.5インチHDDを取り外して代わりにWin7のSSDを取り付けよう。
そのためには2.5インチSSDを3.5インチベイに取り付けるためのアダプタが必要になる。
というわけでその先は後日となりました。
※↑↑Endeavor PT110E。懐かしいPS/2接続のキーボードとマウスが付属。ピボット機能付きのスタンドを同時購入して画面を縦長に使えるようにしたものの、ほとんど通常形態で使った。
性能は以下の通り。
【EPSON Endeavor PT110E】
CPU:intel Core i7 4712MQ(4コア8スレッド 標準2.3GHz、最大3.3GHz)
メインメモリ:8GB(4GB×2)
ストレージ:256GB SSD(SATA) + 500GB HDD→のちにSSDを500GB、さらに960GBに交換
画面:21.5インチ 1920×1080ドット
光学ドライブ:BD-RE(BDXL対応)兼DVDスーパーマルチ
その他:USB3.0×2、USB2.0×5、SDカードスロット、HDMI出力、HDMI入力、RGB出力、LAN、PS/2(キーボード用)、PS/2(マウス用)、シリアル
OS:Windows7 Pro 64bit版(Windows8.1 Proダウングレード版)
価格:ポイント分を差し引き実質約22万8000円
購入元:EPSON DIRECT
Windows7は8.1ダウングレード版なので、Win8.1のインストールディスクが付属していましたが、Win8を毛嫌いしているので使いませんでした。またWin7のサポート終了前には一時期Win10への無料アップグレードが可能でしたがWin7が好きなのでそれもしませんでした。とにかくWin7が終わるまで7で使いました。
その後はネットから切断した環境限定で使ってきましたが、性能的にまだまだ使える高価なマシンがだんだん惜しくなってきました。以前はほぼ毎年なにかPCを買っていましたが最近では頻度も減り、使えるマシンは使いたいと思うようになりました。
しかし、Windows7をネットに接続するのはもう危険。8.1にはできるけどしたくない。今さら10に無料アップグレードはできない…というわけで、狙ったのがWindows10のDSP版です。かつてWin7のDSP版は単体で買えましたが、Win10のDSP版はパーツとのセット販売限定なので、インストールするSSDとセットのを狙いました。
ちょうどNTT-X StoreでCrucialの500GBのSSDとWin10 ProのDSP版がセット販売していて2万円ほどで入手できました。Win10はHomeでも別に構いませんでしたが、価格差が小さいのでProにしました。
ただDSP版はクリーンインストールしかできません。これまでWin7環境で使っていたアプリを使えなくなるのは避けたい。そこで目指したのが、Windows10と7のデュアルブート環境でした。
これが簡単に考えていたのに(主につまらない理由で)手こずりました。
※↑↑Win7の旧SSD(写真上 960GB)と、今回Win10 DSPとセット購入した新SSD(写真下 500GB)。今後は500GBでも余るくらいなので容量は十分。
まず、Win7のSSDを取り外して新しいSSDを取り付け、Win10のインストールディスクを起動…と思ったら起動しません。F11キーで光学ドライブからの起動を選んだり、BIOSの設定を確認しても、どうしても起動しません。これまで別のDVDからWindows PEを起動した時は何も問題なかったことから、まさか不良品?それともドライブの故障?などと疑いつつ悪戦苦闘すること1時間。
ついに原因が判明しました。
原因は…、DVDがドライブにまっすぐ入ってなくて歪んでた。
なんとアホなミスで時間を浪費したことか!
というわけでDVDをカチッとしっかり入れたら難なく起動。そしてインストール…と思ったら、「フォーマットされていないのでインストールできません」。まあ別にこれはフォーマットすれば済む話。
と、ツールを使ってSSDをフォーマットしてから再挑戦。
ところが、なぜか「インストールできません」。
え、やはり何か相性でもあるのか?無理なのか?
原因が判明しました。フォーマットするときに、何も考えずにMBR形式を選んでいました。
そのへん何も知らなかったのに、MBRが「マスター・ブート・レコード」の略だということだけは知っていたので、なんとなく語感で起動ドライブはその形式じゃないとイカンのかと思っていました。でも逆にこれはGPTじゃないとインストールできないらしい。
それならGPT形式でフォーマットをやり直し…そしてインストール!
…できない。
え?どうして?やはり無理なのか?
ここでまた1時間くらい消費しました。もうホントに諦めかけていましたが…。
原因判明。
前にMBRでフォーマットしてインストールしようとした時にSSDの先頭領域に作られた隠しパーティションがMBRのままで残っていたので、うしろのメインのパーティションだけをGPTにフォーマットし直しても拒否されてた…みたいです。
というわけで領域をいったん全部たたき潰して(完全にイラついてる)、全領域を改めてGPTでフォーマットしてインストール。
成功しました。
たかが新品SSDにWindowsをインストールするだけでどれだけ手間取ってるんだ…。
インストールが終われば起動し、セットアップをして、ネットに接続。数年ぶりにこのPCがネットにつながりました。そしてWindows Updateで必要な更新をして、とりあえずWin10化に成功!
ここからが後半戦。取り外したWin7のSSDが手元に残ります。ちゃんとライセンスが2つあるはずなのでここからデュアルブート環境を目指します。1台で2つのOSを選べる環境なんて初めてです。
まずは、ダメかもな~とあまり期待せずに、Win7のSSDを手持ちのケースに入れてそのままUSB3.0に接続。起動ドライブをUSBに指定して、ちゃんと動くならそれが一番簡単。
でもダメでした。起動の途中で強制終了して内蔵SSDのWin10が起動してしまいます。
そうだよな…これですんなりいくなら、USBドライブから起動するためのアプリなんて売る意味がないもんなぁ。
でもそのアプリを使ったとしても、すでにインストールされてる環境をそのまま使えるのか?
まあこれは想定の範囲内なので次の方法を。
ここはあまり強引なことはせずに、Dドライブになっている3.5インチHDDを取り外して代わりにWin7のSSDを取り付けよう。
そのためには2.5インチSSDを3.5インチベイに取り付けるためのアダプタが必要になる。
というわけでその先は後日となりました。